タープ泊とは
タープ泊ってなんかキャンプ上級者って感じがしていいですよね。
道具がある程度揃ってきてテントでのキャンプにも慣れてきた頃にぜひ挑戦してほしいのがこのタープ泊です。
布切れ一枚で自然の中でキャンプをするってなんか粋ですよね。
今回は脱初心者!タープ泊に挑戦してみたい!という方に向けタープ泊の魅力、必要なもの、タープ泊におすすめのタープの張り方をご紹介したいと思います!
タープ泊に必要なもの
タープ泊は最小限での軽量コンパクトキャンプにおすすめですが、まずは快適にタープ泊をするために必要なものをご紹介します!
コット
タープ泊はほとんどの場合下が地面むき出しの環境で寝ることになります。
そのため、マットだけでは不安という方も多いのではないでしょうか。
コットがあれば地面から距離を取れるため、清潔な環境で眠ることができる上、何よりも寝心地が良い!
最小限の荷物でタープ泊をしたいという方にはコットはかさばるのでおすすめはできませんが、これからタープ泊に挑戦してみたいという方には超おすすめです。
インナー
タープ泊は自然を感じられるのが大きなメリットですがその代わり虫などが入って着やすいのが難点です。
そこで活躍するのが持っているテントのインナーです。
タープ泊に挑戦しようとするキャンパーのほとんどは自立式のテントを持っているのではないでしょうか。
自立式のテントは大体インナーとアウターが別れているタイプが多いので、テントのインナー部分をタープ泊の際に使用すると、虫の多い季節でも快適に過ごすことができます。
インナーだけで自立するテントを持っていないという方でも、雨や風はタープでしのげるので安いテントを購入してみるのもありです!
タープ
タープといっても様々な形や種類があるので、環境や用途に合わせて選ぶようにしましょう。
ヘキサタープ
ヘキサタープの名前は、六角形を表す「ヘキサゴン」からきています。
ヘキサタープは設営がとても簡単で初めに買うタープはヘキサタープがおすすめです。
2本のポールとロープだけで簡単に日陰を作ることができ、見た目もカッコいいです。
しかし、ヘキサタープはタープだけでキャンプをするタープ泊というよりは、テントと組み合わせて使うテント泊でよく用いられます。
ウイングタープ
ウイングタープはひし形のタープです。
ヘキサタープよりは日陰面積は狭くなってしまいますが、その分軽量でより簡単に設営できます。
こちらのウイングタープもヘキサタープと同様にテントと組み合わせて用いられることが多いです。
夏場はハンモックと合わせて使ってみてもいいですね!
レクタタープ
レクタタープは長方形タイプのタープです。
正方形のタープと混合してレクタタープと呼ばれることもありますが、今回は正方形のタープをスクエアタープ、長方形のタープをレクタタープとしてご紹介します。
レクタータープの特徴は、他のヘキサタープやウイングタープと比べて日陰面積、つまり実用面積が広くなり、サイズも大きいです。
そのため、重量も重くなり、ポールの本数なども多くなります。
ソロキャンプというよりはファミキャンやグルキャンに向いていると言えます。
スクエアタープ
スクエアタープとはその名の通り正方形のタープです。
簡潔に言いましょう。
タープ泊にはスクエアタープがおすすめです!!
スクエアタープはなんといっても汎用性の高さが特徴で、様々な形にアレンジすることができます。
正方形なので折り紙のように折ったりすることで、なんパターンものタープスタイルを楽しむことができます。
風の強い日の張り方、暑い日の張り方など環境や天候に合わせてキャンプを楽しむことができます。
メリット
より自然を感じられる
タープ泊は布切れ一枚だけでキャンプをするというスタイルなので、地面は土であったり、張り方によってはオープンスタイルでキャンプをすることもあります。
また、薄い生地のタープだと外との距離も近くなり、川の流れる音や虫の鳴き声、朝は気持ちの良い鳥の鳴き声もよく聞こえます。
軽量コンパクト
タープ泊で最低限必要なものはタープ本体、ペグ、ロープ、数本のポールだけです。
テントよりも圧倒的に少ない荷物でコンパクトに収納することができるので、バックパックでの超軽量コンパクトキャンプなどにはもってこいです。
アレンジが無限大
先程ご紹介したスクエアタープなどは、張り方がたくさんあり、天候やその日の気分によって楽しむことができます。
1パターンしかないテントに比べて、遊び心がくすぐられ飽きることなくキャンプを楽しめます。
デメリット
冬は少し厳しいかも?
タープ泊は一枚の布切れだけでキャンプをするため、外気温に左右されやすいのが難点です。
また、張り方によっては気密性の高い張り方もありますが、それでも底冷えや隙間風からはのごれることはできません。
虫が入って着やすい
タープ泊は自然を感じられる一方、害虫が入って着やすいというデメリットもあります。
タープ泊が苦手だと感じる方の殆どがこの問題だと思います。
しかし、最初の方で話したように普段から使っている自立式のテントのインナー部分を使うことで虫を気にせずにタープ泊を楽しむことができます。
風が強い日は片付けにくい
タープ泊に使うタープは3m×3m〜4m×4mくらいの大きさをよく使うので、風が強い日だとたたむのが難しく、面倒になってしまうことがあります。
しかし、少し面倒ですがペグを打ちながらたたむと風が強い日でも簡単にたたむことができるのでぜひ試してみてください!
自分にあったタープ泊スタイルを見つけよう!
以上タープ泊の魅力をご紹介しました!
普通のキャンプに慣れてきたキャンパーさんは是非タープ泊に挑戦してみてください!
また次回スクエアタープの張り方をご紹介します。
これからキャンプへ行く人はマナーを守って最高に楽しんでください!